ソフトバンク株式会社が開発したロボットフレンドリーな仕様のサーバーラックに、当社が開発中の光コネクタ技術が採用されました。
三重県四日市市 – [2025/12/1] - ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)が推進するデータセンターの自動化に向けた取り組みの一環として開発された ロボットフレンドリーな仕様のサーバーラックに、 当社が開発しているブラインドメイト光コネクタ技術が試作採用されました。
ソフトバンクが開発したロボットフレンドリーな仕様のサーバーラックは、データセンター運用の完全自動化に向けた画期的な一歩です。従来のケーブル接続を排除し、ロボットによるサーバーの設置・保守・点検作業を可能にすることで、運用の精度とスケーラビリティを大幅に向上させます。
完全自動化データセンターのビジョンを実現
当社のブラインドメイト光コネクタ技術は、高速かつ安定した光通信を可能にし、サーバーの自動搬送・接続を担うロボットシステムを支援します。これにより、データセンターにおける運用効率と柔軟性の向上に貢献しています。
このケーブルレス構造のラックは、最新の業界標準であるOCP(Open Compute Project)の設計思想に基づいており、よりスマートで持続可能なインフラの実現に寄与します。 ソフトバンクが2026年度に開業予定の「北海道苫小牧AIデータセンター」にて実装される予定であり、 完全自動化されたデータセンターの実現に向けた革新への一歩となります。
なお、当社 常務執行役員 オプティカルコミュニケーションズ事業本部 本部長の長谷川順一より寄せたコメントが、 ソフトバンクの公式プレスリリースに掲載されました。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2025/20250908_01/
今後も、光通信分野のさらなる発展に寄与すべく、実用性と高性能を兼ね備えた製品開発に努めてまいります。
センコーアドバンスについて ~会社概要~
センコーアドバンス株式会社(本社:三重県四日市市)は世界中に 16 拠点を持ち、世界中のお客様に対してローカルサポートを行う。SENKO Advanced Components (本社:マサチューセッツ州ハドソン)は、1990年代に米国で法人化されたセンコーアドバンス株式会社の100%子会社で、開発-製造-機能評価-販売を一貫体制で行うグローバルネットワークを持つことから、光コネクタのスペシャリストとして内外から高い評価を得ている。
累計10億個以上の光コネクタ をグローバルに販売しており、430件以上の特許を保有し、申請中の特許は130件を超える。
より詳しい情報に関してはこちらまで https://www.senko.com.
ソフトバンクについて ~会社概要~ Corp
ソフトバンク株式会社は、「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクグループの経営理念の下、さまざまな通信サービスやソリューションを提供しています。その強固な事業基盤を基に、ソフトバンクが掲げる成長戦略「Beyond Carrier」に沿って非通信分野の事業を拡大しているほか、5G/6G、IoT、デジタルツイン、HAPSを含む非地上系ネットワーク(NTN)を活用することで通信事業のさらなる成長を目指します。また、AIデータセンターの建設や、日本語に特化した国産LLMの開発、AIと無線アクセスネットワークを統合する「AI-RAN」など、デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラを提供する企業を目指しています。
より詳しい情報に関してはこちらまで www.softbank.jp
ソフトバンクの公式プレスリリースURLhttps://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2025/20250908_01/